服のほつれの直し方

2022/03/01 コラム

服のほつれが発覚したとき、「もう着れないな」などと諦めてはいませんか?
そこで今回は自分でできる服のほつれの直し方をご紹介します。

▼服のほつれの直し方
服のほつれの直し方は以下になります。
■ニットのほつれ
基本的なニットのほつれの直し方は以下になります。

・糸を針などですくう
飛び出てしまった糸をかぎ針か針などですくい取りましょう。
太い糸であれば、手で行っても大丈夫です。

・編み目から表面へ
ニットの編み目から飛び出た糸を裏側に通し、軽く引っ張り表面の編み目を整えましょう。

・糸を玉留めする
表面が綺麗に整ったら、裏側に持っていった糸が再び飛び出ないように玉留めして完成させます。

■便利グッズを使ってほつれをなおす
・かぎ針
縫い方がざっくりしているローゲージニットの場合、編み物などで使用するかぎ針を使って補修することもできます。
はみ出ている糸のまわりの編み目の糸を少しずつ引っ張ってバランスを取りましょう。
ほつれの中心から外側に広がるようにして引っ張ってゆるみを分散させます。

・ほつれ補修針
出てきてしっまた糸は、生地の裏側に引き込み隠すという方法があります。
その際に使うのが「ほつれ補修針」です。
糸の根元にほつれ補修針をさし、裏側に引き抜くとほつれを補修することが簡単にできます。

・ほつれ止め補修液
裏側に引っ張って補修したほつれは、ニットを着用しているとまた表に出てくる可能性があります。
その際に便利なのが「ほつれ止め補修液」です。
布に使用できる接着剤のようなものなので、出てきた糸をニット側に固定することで表に出ないようにすることができます。

▼まとめ
服やニットのほつれは、縫い方や直し方さえ覚えれば自分で簡単に直すことができます。
ほつれで着れないと諦めず、ぜひ試してみてください。