静電気を発生させにくい服装は?
2024/12/03
コラム
静電気を発生させにくい服装は、素材の組み合わせが非常に重要です。
素材や服装の工夫ポイントをまとめてみました。
静電気を発生しにくい素材
- ♦天然素材を選ぶ
- ・綿(コットン):湿気を含みやすく、静電気が発生しにくい。
- ・リネン(麻):自然素材で、静電気を抑える効果があります。
- ・シルク:帯電しにくく、肌触りも良い。
- ♦化学繊維を避ける
- ・ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、静電気が発生しやすい素材です。
- ・特に乾燥した季節には、これらの素材を使った衣類が多いと、静電気のトラブルが増えます。
- ♦ウールの使い方に注意
- ・ウールは天然素材ですが、他の素材(ポリエステルやナイロン)と組み合わせると静電気を起こしやすくなるため、綿と組み合わせるのが理想です。
服装の工夫ポイント
- ♦素材の組み合わせを考える
- ・同じ種類の素材を組み合わせると、摩擦が少なく静電気を防ぎやすいです。
- ・例:綿のトップス+綿のボトムス。
- ♦化学繊維のインナーに注意
- ・化学繊維の下着やインナーが原因で静電気が発生することがあります。
- ・インナーも天然素材(綿やシルク)を選びましょう。
- ♦重ね着の工夫
- ・天然素材を肌に近い部分に着て、その上に化学繊維を着ると静電気を抑えられます。
- ・例:綿のシャツ+ナイロンのジャケット。
実践例
- ・トップス:綿100%のTシャツやスウェット。
- ・ボトムス:デニム(綿素材)や綿パンツ。
- ・靴下:綿やウール製の靴下(化学繊維混紡ではないもの)。
- ・アウター:綿やリネンのコート、またはウールのコートでも裏地が天然素材ならOK。
追加のポイント
- ・柔軟剤を使う
衣類を洗う際に柔軟剤を使うと、繊維間の摩擦が減り静電気が起こりにくくなります。 - ・静電気防止スプレー
化学繊維を着る必要がある場合は、衣類に静電気防止スプレーをかけると効果的です。
静電気を抑えるためには、
【天然素材を優先し素材の組み合わせに気をつける】
がおすすめです♪